宿坊掲示板でよく見かけるのが、執行部による4.24改竄説だ。

例えば次のような書き込みがある。

「自分は『随筆 桜の城』は、そのうち絶版になると思います。

悪しき権力者の手によって。」

要は、4.24会長勇退の歴史は「随筆 桜の城」に明快に語られているが、現在連載中の新・人間革命では、歴史が改竄されている。

その為、学会執行部としては、「随筆 桜の城」を会員の目に触れさせたくないので絶版を計画しているはずだ。

今のうちに啓蒙して、真実の歴史を我々が守るのだ。

という感じだろううか?

これだけ読むと正義感ゆえの行動に思えるが、本当に学会執行部は、真実の歴史を隠そうとしているのだろうか?

本日、SOKAオンラインから案内メールが届いた。

そこには、次のようにある。

 

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新聞連載中 関連書籍のご案内

新・人間革命「大山」の章

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現在、聖教新聞に連載中の「新・人間革命」大山の章の中で描かれている、

『嵐の「4・24」 断じて忘るな! 学会精神を』

『昭和54年5月3日 獅子となりて 我は一人征く』が収録されています。

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≪関連書籍≫

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◆随筆 桜の城

2000年6月6日発売(1,337円・税込)

 

「執行部が会員に見せたくない」と彼らが主張している「随筆 桜の城」をSOKAオンラインが見事に宣伝している。

このような事実を一つ一つ積み上げていくと見えてくるものがある。

それは、執行部への批判は、単に彼らの勘違い、考え過ぎによるものだという結論だ。

もう一度、冷静に新・人間革命を読んでみてはどうだろうか?

本当に池田先生の御心は、そこに描かれていないのか?

執行部への怨嫉ゆえに、小説を読む目が曇っているように思えてならない。