「体験」が意識を変える | 幸せな今日のための人生ナビ~もっとわたしらしくワクワクを生きる!

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自由で幸せな人生を探究し続ける
物語ライターで瞑想者のシオンです。
 
 
この週末に神戸と京都に出掛けてきました。
 
京都は中学校の修学旅行から数えると
何度目になるのかわからないぐらい
たびたび訪れている場所。

 

[東寺の五重塔]


 
もう一方の神戸も
これで3回目です、と、
現地で夕食をご一緒した知人たちに
話していたのですが、
改めてよ~~く思い出してみたら、
もっと来てた!
これが5回目でした。
 
今回、神戸に降り立った時に
つくづくと感じたのは、
 
一度でも自分の足で歩いたことのある土地って
すでに「知っている場所」なんだな

 
っていうこと。

 

[今回初めて訪れた大原の寂光院]


 
 
今年は2月と4月に旅に出てますが、
どちらも初めての土地でした。
 
2月はいつも素通りしていた
琵琶湖畔の町、彦根と近江八幡。
4月はなぜか突然のインド。
 
インド、実は、かなり以前に
スペインへのフライトの途上で、
給油地として降り立ったことはあるんです。
とは言っても、空港内の、それも
国際線トランジットエリアに2時間居ただけ。


でも、売店で焚いている濃厚なお香の匂いと、
清掃係のおばさんたちが、やたらと何か訴えてくる、
(でも、何を言っているのかまるでわからない!)
その二つの記憶が強烈すぎて、
その後ずっと近寄れずにいた国です。
 
 
初めての土地に降り立つ時には、
たとえそれが国内であっても、
なにやらちょっと、緊張します。
 
街には、その地ならではの匂いと言うか、
独特の空気感があって、
それを全身で探っている、
そんな感じ。
 
ちょっと、動物的な感覚かも。
五感をフル稼働して、
安全かどうか確認している

とでもいうか。
 
 
でも、
一度行ったことのある場所の場合は、
そういう身構えがないんですね。
海外であっても、そうです。
 
それは、
その土地を好きか嫌いかとは関係なく、
すでに「知っている」場所、だから。
 
少なくとも、手探りで
五感全開でレーダーを働かせる、
という必要はないってことです。
 
 
いい印象を持った土地なら、
着いた途端に、顔がほころぶ。
 
わ~い、帰って来たよ~~ラブ
そんな感じがすることもあります。
 
 
経験する体験するって、
そういうこと。
 
わたしたちの脳ミソからすると、
まったく別の世界に変わる
っていうことなんですね。
 
それは、旅行に限らず、
日々のちょっとした体験、経験にも
同じように言うことができます。
 
ほんのささいな行為であっても、
一度もやったことのないこと
ドキドキ、ハラハラ、
緊張するものです。
いくつになっても・・・キョロキョロ
 
 
今回、ネットから新幹線の予約をして、
窓口で特急券を受け取ることなく、
いつも使っているPASMOで
そのまま新幹線に乗る、
という初体験をしました。

 


 
在来線から新幹線への乗り換え口で、
PASMOをピッとかざして
改札機の出口側にピョンと
「座席のご案内」という利用票が
出てくるまで、
ホントにこれで新幹線に乗れちゃうの?
と、半信半疑でした・・・
 
でも、一度出来てしまえば、
次からはこれが
当たり前
の基準に変わる。
 
 
体験するっていうのは
そう言うことですよね。
 
やったのと、
やってないのは、
まるで別世界です。
 
どんな小さなことでも
同じです。
 
子供の頃は、
券売機で切符を買うのだって、
ドキドキの体験じゃありませんでした?
 
わたしは、バスの降車ブザーを押すのに
めちゃくちゃ緊張して
ドキドキドキドキしてました。
 
 
大人になるとドキドキすることが減るのは、
やったことのあることが増えるから。
 
そして、そういう、
「わかってる、知ってる」という
状態に慣れてしまって、
 
未知のことや、
初めてのことをする時の、
あのドキドキ感と
ちょっとした気後れ、
心もとなさ、
不安
などを
ついつい避けてしまうから
 
と言えるんじゃないかな。
 
 
でも、これも「慣れ」ですよね。
 
日々のちっちゃなドキドキ
いつも挑戦していれば、
ある日、目の前に
大きなドキドキがやってきても
臆せずに飛び込むことが出来そうです。