自由で幸せな人生を探究し続ける
物語ライターで瞑想家のシオンです。
ムガル帝国の古都アグラで泊まったホテルは
イスラム風の楽園の趣。
すぐ外側の生々しいインドの町と
塀ひとつで区切られた中は
まるで別世界。
面白い体験ではあるけれど、
心の中に引っ掛かるものもある。
それを胸の中に置きつつ、
日本では体験できないだろう世界を
味わう。
〔アグラの町の一角〕
一歩ホテルに入ると・・・
〔ホテルのエントランス〕
きれいなレストランで、
豊富なメニューから好きなものを
好きなだけ食べているわたしたち。
外では今夜のご飯に困っているかもしれない
名もなき人たちの暮らしがある。
それはインドに限ったことではなく、
日本にあっても起きていること。
普段、自分の目に見えていないだけで、
どんな場所でもあり得ること。
通貨レートや国の経済状態のおかげで、
わたしはインドで贅沢旅行をしているだけ。
そして、こうやってインドでお金を使うことが
少しはインドの普通の人達の役にも立つのだろうと、
そう思うことで自分を納得させている。
〔中庭の一つにあるプール〕
インドには手放しの自然がある。
だから当然危険もあるのだろうけど、
ホテルの屋上で朝早く
野性の猿たちが遊んでいる姿は微笑ましい。
〔フェンスの上におサルさんたちが〕
庭をリスたちが駆けて行く。
聞きなれない鳥たちの鳴き声がする。
そんな場所でヨガをするのは
素直に気持ちいいなあ。
空と雲がきれいだ。