自由で幸せな人生を探究し続ける
物語ライターで瞑想家のシオンです。
インド1日目
デリーDelhiから陸路を200㎞、
ムガル帝国の古都、アグラAgraへ。
ここは有名な世界遺産が目白押し
まずは、アグラ城Agra Fort
「赤い城」と呼ばれる皇帝たちの居城
バスを降りると、暑い!
とにかく、暑い!!
(たぶん日向は軽く40度越えていたと思う)
強烈な陽射しで、
少し日向にいるだけで
じりじり、汗ダラダラ。
頭もクラクラ。
息をするのも辛くなる。
肌寒い日本から飛んで来て
暑さ慣れしていない上に
前日のフライトの疲れ、
眠れなかった1晩目の夜、
さらにバスでの長距離移動。
悪条件がタップリ重なって、
身体が暑さに反応できず、
エアコンの効いたバスに戻った途端、
逆に熱中症っぽくなって焦る。
でも、楽しみにしていたタージマハルを
目の前にして見逃すなんて、
出来ません!
沖縄の塩飴、黒糖塩飴、ポカリ。
あの手この手でなんとか落ち着かせ、
再び酷暑の中へ。
タージマハルTaj mahal
驚いたのは、人の多さ。
それも現地の方たち(インド人)がいっぱい。
タージマハルは、インドの人達が
一生に一度は訪れたい場所なのだそうな。
お墓なんだけど、ひたすらにぎやか。
神聖な感じは全然なし
でも、建物は実に美しい。
イスラム建築は、どこも、
幾何学的、均整的な美しさに圧倒される。
加えて、惜しげもなくいたるところに
施されている緻密な装飾。
大理石や赤砂岩といった
石材そのものの持つ質感。
グランドデザインと、建物と
石材と装飾と、庭園と、
すべてが一つになって
この世ならぬ美の次元空間を
形作っている。
宇宙イメージといってもいいかもしれない。
壮大なイマジネーションが
この地上に具現化され
五感で味わえるものとして
そこに存在している。
それを実現できるほどの財力と権力。
しがない庶民のわたしには到底
想像もつかないなあ