みなさん、こんにちは!
今から20年前くらいのドラマでしょうか?
綾瀬はるかさんは、全然変わっていないな!と驚き!
録画していていた「世界の中心で愛を叫ぶ」をちまちま見ています。
実は、半年前くらいにも全部録画していたはずが、6話から何かのトラブルでとれていなくて、続きがとても気になっていました。
綾瀬はるかさん演じる「広瀬亜紀」が白血病で亡くなってからも、17年間も思い続ける、主人公の人生を回想を通して描かれています。
その中で、高校時代の友人や担任の先生、亜紀の頭が固そうなお父さん、優しいお母さん、主人公の個性豊かな両親やおじいちゃんとの温かい関係に、何度も涙します。
病気の話なので、全体的に悲しいですが、若くはない私がこのドラマを見たとき、高校生の主人公と亜紀の気持ちよりも、病気の娘を見守る両親や息子の彼女の病名を知っても、気遣いながら陰で応援する主人公の両親の姿が印象的でした。
そして、時には、感情をぶつけあいますが、いつも冷静になんて無理ですし、いつも穏やかな主人公の父親が、亜紀の死を受け入れられない
息子に、「自分のことしか考えられないやつだ!」と怒鳴りつける場面も、なんだか感動しました。
やはり、亜紀が自分の命が長くない、とわかったとき、母親に「恋人とお母さんは違うよね?今の私は何もしてあげられない。恋人は他に好きな人ができたら、何の得もない私からははなれてくだろうし、それでも、お母さんだけは、ずっとそばにいてね」と泣きながら語りかけるシーンが切なくて。
病気になる前の亜紀は、タッチの南ちゃんみたいなみんなの憧れの女子で、スポーツ万能、成績優秀、顔もスタイルも抜群です。
それが、ますますもの悲しさを感じさせますが、悲しみや絶望の中でも、 日常がまわっていき、17年後に亜紀の父親と主人公が再会する場面もしみじみします。
亜紀が亡くなる前に、主人公が「青い空を見たい!」と切望した彼女のために、空の写真を撮り続けるところも綺麗です。
だから、オープニングでいつも「空」が出てくるのか、、と納得。
今の世の中、親はこうしないといけない、感情的になってはいけない、怒鳴ってはいけない、など、なんだか窮屈ですが、このドラマに出てくる主人公の母親は率直に感情を表し、亜紀の前で「なんで、神様は、あなたをそんな病気にするのよ!」と怒り出したり、泣いたり、息子が彼女の最後の希望を叶えるために、親のお金をくすねようとしているところを一喝し、後から自由になるお金を渡してくれるなど、マニュアル通りではない、いい親だなと感じました。
そして、「アンタはまだ高校生だから、親にも責任があるのよ。だから、変なことはするな」とお守りを渡してくれたり、子どもに自由は与えるけれど、責任は親も持つ、という覚悟は、すごい!と感激。
恋愛ストーリーなんでしょうが、年を重ねたものが見ると、また違った見方ができるのですね。
映画版は見たことがないのですが、若かりしの長澤まさみさんが出演していたはず!
この話を2時間ちょっとにまとめるのは、また違った味わいなんだろう、と思います。
良い映画に出会って心を洗われたい!と思います!
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