受験シーズン真っ只中ですね。
子供が学校から帰るなり
「今日、友達から重い話を聞いちゃったよ、、、」
というので
何々？とたずねてみたら
「Aちゃん（同じ学校の子）がね
私立受験するんだけど
お姉さんよりも
レベルの高い学校に行きたくて
必死に勉強したんだって。
その理由が
【お母さんに愛されたいから】
頑張っているんだって。
その理由聞いてびっくりした。
何か違うよね？？」
あーー、
Aちゃんのお母さんは
挨拶程度で知っているけど
何というか
とてもキッチリされている印象。
教育ママなのかは知らないけれどね。
子「ねぇ、何でお母さんのために
勉強しちゃいけないの？」
私「母親の愛というものは、本来
勉強の出来不出来で
分量が変わるものではないんだよ。
勉強と愛情は関係ないんだよ。」
節分はお面をカーテン貼って、、
私「でも、勉強する目的が
母親からの良い評価や
愛が欲しいからになってしまうと
子供は、母親の満足を追求する
窮屈な人生を歩むことになるよね。
自分の人生が
母親のものにすり替わっているって
気づいた時には
すっかり
自分のことが分からなくなっている。
自分のことが分からないと
自信もつかないし、勇気も出ないし
自分を愛することも
他人を愛することも難しくなる。
結果として、学歴は高いかもしれないけれど
肝心の人生が、楽しいものでなくなる。」
子「それに、早く気づいた方がいいよね？」
私「もちろんそうだけど
【自分の人生が親に支配されている問題】
に気づけるのは
大体30歳過ぎなんだよ。
20代は色々あっても
若さと勢いで
突っ走ることができるけど
人生にハッキリと不具合が続々と出て
我慢できなくなるのが
30歳位からだからね。
だからあと
20年は気づかないと思う。
でもね、そういう
重苦しい課題を持つということも
自由であり、その人の人生なんだ。
こういう人生がよくて
こういう人生が悪いというのは
他人が外から見て
決めることではないんだよ。
本人がそれでいいならいいし
どうにかしたいなら
Aちゃんも自ら考えるだろうし」
子「うん、そうだよね。分かってる。
だから深入りせずに
すぐに、話題変えたよ～」
私「お、いいね！適切な
対応の仕方を分かってるね。」
豆で的あてゲーム！夫の熱い投球指導が入ってしまい、子供は逃げ出しました(^^ゞ
ちなみに
他人に対して「重さ」を感じたら
軽々しく話を聞こう
相談に乗ろう、力になろうなんて
善意であっても、思ってはいけないのです。
その「重さ」というのは
大抵想像を超えるものです。
心優しいあなたを
一緒に地獄へ引きずりこむくらいの
破壊的な威力を持ちます。
そういうのは
トレーニングしている人に
お任せした方がいい！
話題をさっさと変えるか
その場を離れましょうね〜＾＾
さえこ
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