シーズー犬12才太郎王子の病気と最近の不調(クッシング症候群、膀胱尿路結石、目の腫瘍など)② | 執筆、自遊仕事人

執筆、自遊仕事人

シナリオライター。兼、自称”オールジャンルフリーライター”

シーズー犬12才太郎王子の病気と最近の不調(クッシング症候群、膀胱尿路結石、目の腫瘍など)①

……の続きです。

 

おしっこが完全に出なくなり病院へ。

再びレントゲンを撮ることに。

すると、尿道先端に大きな石が!!

ラムネのビー玉みたいにすっぽりとハマり、おしっこが出ないのでした。

カテーテルを通すのにも石が引っかかり、王子も痛がる。

 

ついに手術を決意!!

手術日は一週間後になりました。

それまではほぼ毎日カテーテルをしに通院。

王子もクーンと悲痛の声を上げる。かわいそう。

一日も早く手術してあげたい。

 


《手術内容》

⑴膀胱切開は確実、尿道は手術時に決定。

尿道の石を膀胱に戻せなかったら尿道も切開。

それにより、5日の入院で済むか一週間の入院になるかはわからないとのこと。

 

⑵右目の腫瘍切除



で、手術に際し、

以下3点、激しく悩んだことゲッソリ

 

❶人間みたいに石を破壊する方法はないの?

開腹手術だと入院が長すぎる・・・、犬の結石手術について調べました。

すると、

結石破砕治療をしている病院を見つけてしまったのです。国内でココだけという。

しかも家から近い!しかも評判いい。予約なしで行ける。

相談しに行ってみるか? でも、主治医の先生を裏切ることになってしまうのでは?

(この日本人の義理人情が、セカンドオピニオンだの治療法選択できない大きな理由!)

 

悩んだ過程は省略・・・思い出すだけで胃痛がゲロー

結果、主治医に相談しました。

今までの持病も把握しているし、獣医ネットワークで知り合いかもしれないし。

でも、先生は結石破砕治療はわからないので、何とも言えませんとの回答。知り合いでもなかったよう。

でも話の中で、結石はよくある手術だし、獣医師にしてみれば簡単な手術で心配することはないんだな、従来の方法で大丈夫と思えた。

それになんといっても今までの持病に経過を把握している。


主治医の先生に、従来の開腹手術でお願いしました!


よって、結石破砕治療の病院へは行かなかったので、わからないままです…

 

 

❷去勢する?

王子12才、全身麻酔ができるのは今回がラストチャンス!?

 

*メリット

 前立腺肥大、精巣腫瘍、会陰ヘルニア、肛門腺周囲腫瘍は防げる

 

*デメリット 

 ホルモンバランスが狂う→クッシングの薬の量も変わる?(先生は関係ないとおしゃっていました)

 でも、調べるとこんな記事も発見→【犬の避妊・去勢手術はどうすべきか vol.4】内分泌系疾患の可能性を考える

 

 
これが一番怖い。
そして、2代目太郎王子が12才の時に睾丸にしこりがあり全摘したら、一気に元気がなくなり寝てばかりになりました。
結果、精巣がんだったので全摘でよかったけど、ホルモンバランスが狂ったせいか、ガンが転移してしまったのかわかりませんが、明らかに元気がなくなったのでした。(その2年後他界)
 
なので、予防で健康な一玉を取るのに抵抗が・・・
でも、今後男性特有の病気になったら絶対後悔しそう。
父と母は楽観的に取っちゃえばと。
私は自分自身がホルモンに苦しんで来たから安易にいじるのに抵抗がある。
だって、事前の血液検査だって、そんなに悪いわけではない。
 
手術直前まで悩みました〜〜〜
 
結果、去勢やめました!!!
傷口を増やすのは嫌だったし、これで元気がなくなったら去勢したせいだと思い後悔するから。
男性特有の病気になったら、その時はその時だ。
そして冷淡冷静なことも浮かんだ……
太郎王子も平均寿命からしてあと数年……
きっとどちらの決断をしても結果は同じだろう。
だったら、傷口は少なく、太郎王子そのままありのまま、男の要をそのまま維持させよう。


❸トリミングしにいく?
この間、サロンに予約していました。
しかも担当のトリマーさんが異動という…
異動先が今よりさらに30分かかるということで悩んでいました。今でも遠いのにショボーン

手術を決めて先生にトリミングの相談をしたら、しばらくカットできないので行けたら行った方がよいとのこと。
じゃあと思いましたが、前日から王子の目の状態も悪く元気がないため、キャンセルしました。
トリマーさんには、電話で事情を説明して、王子も元気になってから改めてご挨拶に行くことにしました。

よって、ボサボサのまま〜
せめてと私がシャンプーと、目に入る毛はカットしました汗


さあ、待ちに待った手術の日。
おしっこが出ない状態からの一週間は本当に長かった。
毎日、小刻みに震えているし、元気が全くなく寝てばかり、ご飯も食べない日もあったり。
しかし実は前日には、ここ数ヶ月で一番の勢いのよいおしっこが出ました!
もしかしたら、尿道の石は出たのかな?という淡い期待もしつつ・・・。
 
朝ごはんは抜きで、お昼頃病院へ。
王子を預ける。
王子もほぼ毎日通院していたし、おしっこが出ない、目もおかしいと自覚していたので、手術のこともわかっていたのかな?目が悟っていました(^^;;

ガンバレー笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
手術はおそらく、午前と午後の診察の間にしたと思われ〜
午後8時頃、先生から電話。
先生「手術も無事終わり、麻酔からも醒めて、太郎くん元気ですよ!!」と。
 
わーーーーーー爆  笑爆  笑爆  笑
よかった〜〜〜笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
翌日面会に行きました!
 
先生から取り出した結石を見せてもらうと、”一握の星の砂”でしたキラキラ
もしくは、お味噌汁最後に残った麹のような〜
まさにそのくらいの大きさと色。
 
で、入院室へ!
ご対面チュー
エリザベスして、ゲージに入ってぐったりしてると思いきや……
元気じゃん!!!
普通に歩いていてビックリ!

 
とはいえ、まだ血尿が出ているので、あと数日入院です。
おこなった手術内容や今後の処置については、退院時に先生から詳しくお話を聞くので、後日更新しますパー