前回のpart①では、I先生に3つの質問をしました。
I先生は本当にちゃんと答えて、希望の注射もしてくださり本当にありがたいです![]()
このpart②では最後の4つ目の相談の事を記載しておきたいと思います。
4つ目の相談は前週にM病院で言われた硬膜損傷の所の手術の話
やはり、相談できるのは脊椎・脊髄専門のI先生に聞く方が一番良いかと思い、今回質問させてもらいました![]()
では、いつものように覚書しておきたいと思います。
『んで、後は?』
《あとは、頭の方なんやけど・・・、やっぱり漏れはまだ残ってて先生に症状強いんやったら手術行く?みたいな感じで言われてんけど・・・》
『う~ん、それはその止めるというか穴を塞ぐ手術?』
《うん、やっぱり椎弓取って神経切るってなるとやっぱりちょっと怖くて
でも先生が3月に脳脊の学会があってその時になんか、漏れてる穴にまぁ10年20年したら毛細血管ができるみたいで、毛細血管は傷つきやすいからそれが傷ついて少量の出血があってそれが脳に行って血液成分のヘモグロビンじゃなくてへモデナリンじゃなくて・・・
》
『ヘモジデリンか?』
《あ~そうそうそれそれ
それが表面に沈着したらなんか目とか鼻とか耳とかにマイナスの面を起こすから結果最終的には塞いだ方がいいんじゃないかっていう話がでたんや~ってみたいな感じで言われてんけど、でも~~
さすがに東京まで行って手術するかぁって自分の中でなって
》
『それは東京でやってんの?治療・閉じる手術は』
《東京の医科歯科大学》
『お~~~
はいはいはい・・・。どうするかやなぁ』
《今やったら自分で行って手術して自分で帰ってこれるのは帰ってこれるけど、でもそれやって神経切ってもし何か合併症あってその後自分に何か起こったらやっぱそれはそれで怖いし、先生も手術の時に言ってたように神経損傷とかもあるから今からそんなんなっても困るし、かといって10年20年後になると自分も65歳とかになってくるからその時に自分で行って出来るんかどうかとかもあるし、それで今悩みすぎて蕁麻疹できて
》
『![]()
蕁麻疹できたん
そっかぁ、いっぺん話しだけ聞きに行ってもいいんちゃう?ちょっと遠いけど
受診して話し聞いてどないするかは自分で決めなあかんけど、まぁ何例やってて症状がどれだけ良くなってるとかはやってる所じゃないとわからんから、そこは一度聞きに行くだけ聞きに行ってもええかもしれへん、そのずっと治療やってても症状変わらへん頭痛でしんどいってずっと言ってるから何か変えるんやったらいっぺん行ってその話し聞くだけ聞いといてもいいかもしれへん
別にするしないはその場で決める必要無いと思うから、経過としてどんな感じになるとか、神経切らなあかんなら切った後どういう後遺症みたいなのが出てくるのかっていうのはだけは知っとかんと、何もわからへんから怖いだけかもしれへんし、話し聞いてやっぱりリスクの方が今の自分には高いかなって思うんやったらしなくていいと思うし、実際にそれをやってどこまで症状が取れるかどうかはやってるところじゃないとわからへん
』
《そう、それもあって塞いだからといって症状が消えるんかどうかもわからへんし・・・。腰の時は椎間板のブロック注射をしてもらって自分で実感できたからここ取ったら多分大丈夫やろうって思えたのと、I先生がやってくれるっていうのんで安心してできたけど、さすがに何も知らんし・・・》
『そうやな、知らん先生やしなぁ。でも日本では今は東京の医科歯科でしかやってないんちゃう?もしホンマにやるんやったらやりなれてる所でやってもらうのが一番いいと思う。それまでの間にちゃんと話しは聞いといた方がいいと思う、別にやるにしろやらんにしろ。やらへんかったらこうなりますみたいな話をきいてどないするか考えなアカン。まぁ脳脊は治療も難しい病気やから手を出してる先生自体が少ないかもしれへん。多分答えは出ないな』
《うん、そうなのだよ悩んで悩んで悩んでってしてるけど、どうしたらいいんやろうってなって
》
『それやったらホンマに一回受診だけして話しだけ聞いてちょっと保留しますって言ってM病院の先生と相談して決めていってもいいと思う。大学病院やから予約無かったら絶対行かれへんから予約取ってもらって行って話し聞いてホンマにするってなったらまた予約取ってもらったらいいし、多分そういう所にしか集まらへんと思うわこういう疾患は。その手術しないけどこういう治療ありますていう選択肢も出してくれるかもしれへんし、それこそうちでもう一回パッチしなさいっていうかもしれへんし、それで良くなったらそれでいいと思うし、全部が手術ありきで行くんじゃなくて他の保存治療とかも聞いてそれを選ぶのも一つやと思うし、行ってみんことには始まらんのんちゃう?そやなぁそこに関しては僕らも専門外やからなかなかこうこれしたらとか言いきれへんなぁ。予約取るよとか言ってくれてるの?』
《まぁ、そんなすぐってわけじゃないけど考えといてっていう話し。これを長々とほっとくのもしんどいし、かといって行くか?って思うし、わからへんくって》
『ま、急ぐ必要は無いと思うで、困り具合やと思う。ずっとしんどいしんどいって言ってM病院行っても結局変わらへんってなって困ってるんやったら早く行った方がいいやろうし、困ってるけど日常生活できてるから自分の体の都合ついた時ぐらいでいいならその時でもいいと思うし、焦っても仕方ない。今すぐ何か起こるっていう感じじゃないから』
と、沢山聞いてくださり、沢山話ししてくださいました。
実はこの話をしている途中、少し泣きそうになりました![]()
こんなにも心配してくださりこれだけ話しをしてくださるI先生に本当にありがたいという思い・悩みに悩みすぎて本当にどうすれば良いかわからなくなってしまってるという思いなどなど、一気に思いが溢れてしまって少し目に涙が浮かんでしまいました。
いろんな意見を出してくださったので、この時点ではすぐは無理かもやけど、一度は受診して話しを聞きに行ってみようかなって思いました。何事も前進していかなければ道は開けないですもんね![]()
これだけ話をしてくださった後なのに、I先生はちゃんと手首の事も忘れずに再度話を振ってくださいました。
『後、手首どうする?検査するねんやったら、MRIが一番早いわ。レントゲン撮っても靭帯映らんから、どうする?今日でもいいし次の診察の時に予約入れといてもいいし』
《でも、今日って時間的に遅いよね?》
『遅いけどな、次の時にしとくか?』
《できるんやったら今日行きたいけど・・・》
『空いてるなら今から行って来たら』
すでにこの時で16時15分なのに、16時30分のMRI予約を入れてくださり、MRIを終えてすぐに結果も説明してくださいました。
『一応ね、検査見たんやけど、やっぱりちょっとねぇ炎症おこってそうな感じで映ってるわ。わかりにくいねんけど三角形のハンモックみたいな靭帯があるねんけどちょっと緩んでるっていうかね傷んでる感じで映ってるなぁ。ボワ~ンと腫れぼったい感じで映ってるからちょっとそこで炎症おこってると思う。もしちゃんとするんやったら手の専門の先生に一度診てもらった方がいいと思う、症状がキツくなるんやったら。それかサポーターして動かさへんように固定するかや、簡単に言ったら捻挫してるのと一緒や。でも使うと捻ったりするとパキパキ音なったりする、そうなってくるとそれを止めなアカンからバンド巻いて固定するっていうのが大事やから。装具屋さんに言って棒が入った装具見てもらうかやな』
《お~~~~
ボール投げれんよねぇ
まぁ今は肩があれやから投げれんのは投げれんのやけど・・・》
『そうやなぁ、ソフトボールって手首捻って投げるやろ?その動きやねん、僕もやってるねん右手、だからネジ入れるとき痛いねん
ま、使わへんのが一番早い、それか固定して経過見るか注射して治すようなもんじゃないから、痛み強い時は薬入れたりするかもしれへんけどあんまり入れるのは良くないと思う。確かにここだけ白くボワ~ンと光ってるやろ?ちょうど痛んでる所が白く光ってるから一番炎症が起こってると思う。まぁ局所安静が一番早い治療としては』
《難しいよねぇ》
『アカンってなるんやったら装具で固定するしかない』
《どうしてもやっぱ動かさなアカンやん》
『日常生活は仕事は装具つけてもある程度はできると思う、運動とかになると試合とかなら装具つけては試合はでけへんから、どこまで自分でコントロールするかやな、練習したら痛み強くなるやろ?練習せんかったらそうでもないか?』
《いや、着替えとかしたらめっちゃ痛くなる
》
『どこまでするかや、使い方次第やな。一番簡単なんは使わないことや
』
《無理や
それムリやろう![]()
》
『リストサポーターつけた事あるか?』
《無いよ
》
『無いんか、装具屋さんまだ居てるかな、ちょっと待ってて』
と言われ装具屋さんがまだいらっしゃるか確認しに行ってくださいました。
するとちょうどI先生が診察室を出たところにうまいこと装具屋さん登場![]()
I先生が装具屋さんに『TFCC用のリストサポーター見てあげてほしいねん』って伝えてくださり、
時間的にかなり遅いのにこの日にいろんな事を全てやってくださいました。
最終診察が終わったのが17時、サポーターを装着し終わったのが17時10分でした。
遅くまで本当にありがとうございました。
本当にI先生は私にとって
神GOD![]()
ここまで私の疑問・気持ちに答えてくださる先生って居ないと思います。
転勤して自宅から遠くなったけど、I先生についてきて本当に良かったです![]()
