入院1日目【ＥＢＰ実施】
9回目のブラッドパッチは、普通にはもう入れることが出来ないとＮ先生から言われたため
自由診療であるRaczカテーテルによるブラッドパッチの治療を受けてきました。
ここからは時系列で記載しておきたいと思います
15時50分頃
看護師さんが採血･点滴💉してくださり、術着に着替えるお手伝いをしてくださいました
16時頃
看護師さんお迎えに来てくださり、徒歩で血管造影検査室へ向かったら、お一人検査室から出てこられました。
その後すぐに入室し検査台へうつ伏せで
戦闘態勢へ
看護師さん2名がテキパキと準備を進める中、血圧計を右腕にまかれ、酸素飽和度計着けられました。
今まで普通のブラッドパッチには無かった事を次々と準備されていく。そんな中、Ｎ先生登場
すぐに聞かれたのが『すいかさん、体重何キロ？』って…
今までそんなん聞かれた事なかったのになんで
と思いつつ《○○キロです》って答えたら看護師さんから【すいかさんそんなにあるの
】って驚かれちゃいました
すかさず先生『サバ読んだらあかんで
大事なことやから』って
《大丈夫です、間違いないです
》いやいや、さすがに多くはサバ読まんやろそれとも見た目より少ないと思われたんかなぁ･･･
これには訳があって、後々気づいたのですがその時に準備されたのが麻酔薬のようでした。
痛みを軽減させる為に皮膚の表面麻酔とは別に少しの麻酔薬を点滴から投与していたようです
すべての準備が整ったら、Ｎ先生のマーキング開始
何度もＸ-ray画像を確認しながら針を刺す位置を確認。その時すでに3箇所ぐらいマーキングされてました
まずはＴ(胸椎)12番からアプローチ
いつものごとく表面麻酔からカテーテル用の針を刺し椎間孔を目指す。
針が届いたら顔の真横で採血開始💉
残念ながら今回も2回刺されました（т-т）
既に造影剤が入ったシリンジに血液がゆっくりと吸い上げられていき、20mlほど吸ったところで終えられました。
いざカテーテル挿入
その間もＸ-ray透視画像を見ながら先生はカテーテルを進められる。
数秒数分
したらまず右の腰辺りに痛みでもこれはガマンできるぐらいでした
それから程なくして今度は腰の痛みに加え、右脚への神経痛のような鋭い痛みが足裏まで突き抜ける
それが何度も何度もくる。それでもガマン
最後はこの2つの痛みに加え今度は左脚への神経痛のような痛み
この3箇所一気に痛みが貫通するという表現になるかな、そんな痛みがくる
その痛みが3回ほど続きました。
その痛みに耐えていたら先生から……
『ここは入らんわ
』と言われ断念
すぐさまカテーテルがもう1本用意されました。
今度は少し上のＴ8番からアプローチ開始
私自身は麻酔薬を使ってくださってるせいか、痛くない時はすっごく眠気を感じてたんです
その時は自分はただただ普通に眠いだけなんかなって思ってただけなんですが、麻酔薬で眠気が起きてるとは知りませんでした
また表面麻酔からのカテーテル用の針を挿入
目的地に届いたらカテーテル挿入
胸椎の真ん中ぐらいやから胸辺りに痛みがくるのかと思い身構えてたのですが、またしても脚
右の脚に神経痛の痛みめっちゃ痛いし泣きそう
今まで何度もやってきた神経根ブロック注射なんぞ屁でもない
ズバッズバッって何回も襲ってくる
何回かそれが続いたら先生から…
『ここも入らんわ』と言ってカテーテルを抜かれました。
その後すぐに『硬膜外針出して
』って聞こえたら今度はもう一つ上に痛み止めの表面麻酔の注射💉
そこはカテーテルではなく、Ｔ4番から普通のブラッドパッチを開始されました。
針が目的地に到達したら血液を注入しかし、すぐに胸への圧迫感がきてしまいそこは5mlの注入しか出来ませんでした
全ての作業が終わって、看護師さんが片づける作業をしていた時、Ｎ先生から
『やっぱりね、カテーテル入らんかったわ。ほれこれ見てカテーテルの先もう曲がってしもとるねん。2箇所からしたけど…。最後4番目から普通のパッチもしたけど、5mlしか入らんかったわ』
って言われました。
うつ伏せのままストレッチャーへ移動し、いつものCT検査へ
病室に帰ってきたのは16時50分ぐらいでした。
看護師さんより【17時10分まではそのままうつ伏せでいててねまた来るから
】と言われて退室されました。
17時10分頃
看護師さんが来られ【今からは横に動いてもいいけど、18時40分までは体は起こさないでね
】と言われて退室されましたが、やはり麻酔が効いていたのか、そのまま動くことなくＮ先生が病室へ回診に来られるまで爆睡していました
18時30分頃
パッチ後Ｎ先生の回診
『すいかさ～んどうだいぶ刺されて痛い』
《いや、そうでもない(笑)
》
『(笑)
これからちょっと痛いと思いますよ(笑)』
《エ～～～ッ
》
『一応見たらねぇ多少前に回ってる所もあるからね、ちょっとしばらく様子見てもう限界や今日のんで。あんまりやって脚動かんようになったら困るからね』
《わかりましたぁ
》
『一応前の方に回ってるのん(CTに)写ってましたわ』
《オッ
やったぁ珍しくまわった》
『珍しいねま、やっぱカテーテル使ったからでしょしばらくちょっとね入院。今回何日入院って言ってた』
《今のところ3日予定ですけど》
『3日間ね、わかりました
』
と話したらまたすぐに寝てました
麻酔の威力でしょうか
Ｎ先生が退室されて少しした18時50分頃
看護師さんが病室にきてくださり、
【すいかさ～ん、お疲れ様～】と安静解除を伝えにきてくださいました。
すぐに検査着から自分の服へ着替えるのですが、まだ点滴を繋いでいるので看護師さんがお手伝いしてくださいました。
それが終わったら少し遅めの夕食です
既に夕食が運ばれてきてました
(運ばれてきたのん気づいてなかったけどね～)
今日の夕食はこれ
という感じでこの日のスケジュールが終了しました。
少しでも前に血液が回ったのならやってよかったかな目的の場所まではカテーテルが届かなかったけど、それでもＮ先生は血液を入れてくださってたんですね
それが今後どうなっていくかはわからんけど、功を奏してくれたらいいなと思います。
頑張ってくださったＮ先生に感謝です