碧いラフレシアの花 その870 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

「悪かったと思ってるよ・・でも・・・。」


真帆が苦しそうに言った。



「基本的にファックスの謝罪文だけでいいからね。会見とかもしないで。手記とか書いたら殺す。」


TAKAがむっとして言った。



「殺す・・って何・・その言い方。」


「いい迷惑なんだよ。」


「ひどい。」


「お前が一番ひどいだろう?」


TAKAが小馬鹿にして言った後、真帆が叫ぶように



「やたらエラそうじゃんよっ!」と言った。



「いい加減にしなさいよ。バカ娘。被害者面するんじゃないよ。」


お母さんが怒った。






「何だよ。覚醒剤最初に持ち込んだのあんたじゃないのっ。売れない時体売って借金返済して貢いであげたの、もう忘れたのっ?」


真帆がTAKAに絶叫した。




真帆がそう言った後お母さんがこわばった顔でTAKAをおそるおそる見た。




「その・・過去の事は・・・後で2人で話そう・・。それよりか・・今後のベストを見つけよう・・な・・?」


とそそくさとTAKAが言って


「パパと散歩に行こうか?ママ怒っちゃったよ・・あはは・・。」



と言いながら絵里奈の手を引いて逃げるようにTAKAが家を出て行った。








残された真帆の顔を真帆のお母さんが呆然と見た。



「幸せ家族だと思ってたんでしょ?私もそう思っていたよ。でもあっけないよ。」


真帆が泣きながらへらへら笑いだした。



「あんたもアンタの人生も狂ってるよ。」


お母さんが悲しそうに言った。



「最初から狂ってたんだよ。多分はずれだね・・・。」


真帆がうわごとのようにぶつぶつ言った。