茅ヶ崎ものがたり その8 マクドナルド上陸 (70年代終わりごろ) | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


茅ヶ崎市にマクドナルドが上陸した!


1970年代も終わろうとしていたころだ。



実は私のマクドナルドデビューは1975年ごろだ。


上野動物園にパンダブームのころパンダちゃんを見に行った帰りに


マクドナルドというものを初体験した。


何故かオレンジジュースの味が愛媛みかんのポンジュースのような味だったよ。



(ブログ主はここでパンダが睡眠中という運のわるさでパンダちゃんのおしりしか見れなかった。)




マクドナルドが上陸するまえにすでにケンタッキー・フライドチキンは上陸していた茅ヶ崎シティ。


必ず「マクドナルドなんか行かない。ケンタッキー・フライドチキンのほうがいい。」とかいう頑固ちゃんがいるのだ。


さらに「マクドナルドは猫の肉を使っている!」という都市伝説が茅ヶ崎の子供たちの間で広まった。



そのうち茅ヶ崎のヤンキーが


メニューの



スマイル ¥0


の項目に気が付く




さっそく


「スマイルくれよ。」という横暴な注文が始まる。



その場合店員はただ笑って要求を呑むのだという。



(まあこれは全国的現象だったそうだが・・・)




マクドナルドっていいやつだなーと茅ヶ崎の子供は思った。



市会議員選の選挙車が走ると茅ヶ崎のガキは


「ばーか。おめえなんか落ちろっ!」とよく絶叫したもんだ。


そうするとウグイス嬢が無機質な感情を押し殺した声で


「ご声援ありがとうございます。」


と答えてくれるのだ。



70年代終わりごろから80年代初期に暴走族の人が自衛隊にスカウトされるという噂が広まった。


おじさんの真似をして「君。自衛隊に入らないか?」というギャグが子供たちの間に広まった。



私の子供のころはまだビーチサンダルで小学校へ行く馬鹿とかがいた。