碧いラフレシアの花 その823 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代





「素直に認めればいいんだよ。昔の事だから水に流す。この期に及んでウソをつき通すなら捨てる。」



TAKAがそう言った時、真帆はぎょっとした。




しんちゃんくらいの商売の規模ならTAKAのネームバリューが絶対に欲しいはずだ。









そういえば昔KENちゃんの勤めるコンビニにTAKAが来て、真帆にちょっかいを出さないように釘を刺していった話を、KENちゃんから聞いた・・・。



しんちゃんはもともとKENちゃんよりもTAKAと親しかった・・・。



TAKAが売れて世界が変わったから、KENちゃん寄りになっただけ・・・。



もともとB.BはTAKAのバンドだった・・・。しんちゃんはそのローディーだった・・・。






真帆の頭の中で情報が交差した。






「ウソ言ってるような女とはもういやだよ。認めないと別れる。謝れば許すから。」




真帆はおどおどした。



遠い昔19歳の時に浮気がばれてメジャーデビューの次の日にTAKAに捨てられた哀れな自分を思い出した。




自分は何一つ変わっていなかった。