碧いラフレシアの花 その822 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代




「前から怪しいと思っていたんだ。それでしんちゃんに聞いたんだ。真帆とは離婚しようと思ってる。


本当のことを教えてくれたら・・・一緒に商売やるよ・・ってね。」




真帆が息苦しくなっていた。





昔TAKAと結婚していたのに「何があってもずっと好きだって言って・・。」としんちゃんに真帆の気持ちを


KENちゃんに伝えるように言ったことがあった。








「昔の事だから謝れば許してあげるよ。」


TAKAが言った。



「謝れば離婚しないでやり直してあげるよ。」




真帆が困った。



「謝ることもできないの・・?」


TAKAが優しい声で言った。






TAKAは真実を言ってるのか


カマをかけているのか



真帆には分からなかった。




でも真帆はその回答を選ばなければいけなかった。






真実を言う人間はいつも同じことを言えるけれど




真帆にはそれができなかった。