碧いラフレシアの花 その821 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代











車の中でTAKAが「ビジネス買っちゃいなよ・・なんて言ってんじゃねえよ。筒抜けだよ。警戒心を与えるだろっ。」と怒りながら言った。



それから乱人君と同じ軽蔑の眼差しで真帆を見ながら


「生意気なんだよ。馬鹿女。」と言い・・・



「お前を連れていくと商売に有利になると思ったが、お前が馬鹿すぎて取り乱しすぎて損が出た。」


と言って真帆の頭をこづいた。




「お前KENちゃんと浮気してたろ?」


TAKAが苦笑して言った。


「してないよ。」


真帆が大声で言い返した。


「しんちゃんは何でも知ってたよ。正直に謝ったら離婚しない。」


「・・・・・・。」


「ウソをつく女は嫌いだ。謝れば許してあげるよ。離婚しないよ。」


TAKAがそう言いながら真帆の手を握った。






信号待ちでTAKAが真帆をじっと見た。



TAKAの顔に信号機の赤い光が反射した。



18歳の時愛したままの同じ美しい男だと真帆は思った。



本当に認めれば許ししてくれるの・・・?





真帆の心臓がバクバクした。



信号が青になって、真帆の顔を青く照らした。