碧いラフレシアの花 その812 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代










そのうち朝が白々と明けてきた。








結局一睡もしないでTAKAが仕事に出かけて行った。




「このまま車突っ込んで死んだら、生命保険でお詫びできるなぁ。あとは真帆は好きに生きろよ。再婚でもしろよ。」


と車に入りながらTAKAが言った。




「やだよ。死んだら私も後を追う。」


「俺が死んだらKENちゃんと再婚でもすればぁ?好きだったんでしょ?」


TAKAが馬鹿にしたように言った。



TAKAは真帆がKENちゃんとTAKAに隠れて昔不倫していた事を知らなかった。



「やめてよ。もう男はいいよ。」


真帆が悲しそうに言った。




白い地平線をのほうを見ながら


「何があっても一緒だからね。捕まって世間から嫌われ夫婦になってもいいからね。」


と真帆が言った。



「私自殺未遂もODもあるんだよ。死ぬのはあんまり怖くないんだ。」




TAKAが不安そうに真帆を見た。



車の窓に朝のオレンジ色の光が反射した。