ドラックをしながら久しぶりにTAKAが真帆を抱き始めた。
「もう2人で捕まっちゃったほうがいんじゃない?本当にそうすればTAKAのお母さんツケで何もできなく
なるし。
2人で捕まれば絵里奈もTAKAと別れなくていいよ。私も少女漫画の連載打ち切りだけど、別にいいよ。
男なしで金あって家あって・・仕事あって・・・そうやって安泰で老けて死んで・・どうするの・・?そういう風
に生きてたって意味ないよ。」
「親が両方捕まったら絵里奈が可愛そうだろ。俺だけでいいよ。そうすればお前も思いっきり借金亭主を
切れていいんじゃないか?俺だけ捕まったら自虐の親父ギャグ飛ばしながらライブハウスでも経営する
よ。」
「しんちゃんとやれば?」
真帆が悲しそうに笑いながら言った。
「ああ、昔の仲間だな。でも破産する前にやらなきゃな。」
「それから真帆が昔大好きだったアル中のKENちゃんも招待して同窓会経営だな。」と苦笑いしながら
TAKAが続けて言った。
昔TAKAと結婚していてもKENちゃんと不倫していたくせに、それでも真帆は絶対にTAKAとは別れたくな
った。
自分で身勝手だと思いながら「よしてよ・・。」と真帆は言っていた。