碧いラフレシアの花 その755 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


次の週もKENちゃんは真帆のダイエット番組を観て見た。


毎週深夜3ヶ月企画番組で、スポンサーは大手エステ会社だった。


アーユルヴェータ・エステで真帆がゴマ油まみれでギラギラになって

きゅうりの板擦りのようにエステシャンに転がされるように揉まれていた。



なんか脂ぎって焼き豚みたいだな・・とKENちゃんはふと思った。


番組の合間にどんなに夫婦仲がいいかが放送された。


本当に真帆は「ハムちゃん」と家でTAKAに呼ばれているのだそうだ。


「太ってる子が好きなんですかー?」と司会の人が聞いたらTAKAが

「好きな人だったらどんな姿でも許せます。」

と模範解答を出した。

スタジオの主婦がおおお・・と唸った。




TAKAは主婦のアイドルになった。