碧いラフレシアの花 その750 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


それから真帆はTAKAに「ハムちゃん」と呼ばれるようになった。

昔飼っていたハムスターにぽより具合が似ているからだそうだ。


「ハムちゃん死ぬなよ。」とTAKAが茶化して言った時

真帆は本当に生きていて良かったと思った。


23歳のクリスマスに失踪して自殺未遂したことや

24歳のクリスマスにLSDのODで死にそうになったことや

拒食症で棺桶に片足を突っ込んだことや




全てのニアミスをクリアして生きた甲斐があった。


「ハムちゃん死ぬなよ。」とTAKAは言ってくれた。



TAKAは駄目な私でも全部受け止めて

好きでいてくれるんだ・・・。


それが真帆は嬉しかった。