碧いラフレシアの花 その745 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



KENちゃんも2段顎の真帆を見て絶句した。


不謹慎かもしれないが、不倫をやめて正解だったような気がした。




それとは別に

昔本当に好きだった真帆については

ますます

分からなくなった。

真帆は相変わらず不可解な行動を繰り返していた。


覚せい剤にハマったり

KENちゃんとの不倫に耽溺したり

拒食症になって入院したり

そして今度は食べるのが止まらないのか・・・?


真帆は幸せなんだろうか・・・?


TVでTAKAが自分のハワイのホテルに家族で行くと言っていたから

何不自由なく生きてはいるんだろう。



覚せい剤中毒の真帆との同棲を解消したのは7年前だった。



去っていくKENちゃんに、何も払わなくていいから、自分が買うマンションに一緒に暮らして欲しい・・と真帆は泣いてすがった。

ジャンキーの紐なんかいやだ、とKENちゃんはそのまま逃げだして、3年間の真帆との同棲を解消してアパートから引っ越した。



真帆は22歳だった。




あの時見捨てないで真帆を支えていれば

今頃二人で幸せだったんだろうか・・・。