碧いラフレシアの花 その739 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

変にハイプロフィールの夫を持って世間の関心が良くも悪くもダブルになったのは

本当に苦痛だった。


繊細で内気な真帆には耐えられなかった。



それからTAKAが有名になってから気がついたのは

どうやら自分は同性に嫌われるタイプであるという事だった。


TAKAがB級ロッカーで少女漫画だけ描いていた頃は

こんな世間の主婦層を相手にする必要がなかった。


読者の小さい女の子には真帆は好かれていたし、とりあえず好きな男の事だけ考えて作品を書けば

それで人生が動いていた。


さらに真帆を怒らせたのは

さも、うっちゃりとTAKAの妻の座を手に入れたかのような世間からの言われようだった。





自分が太って醜いのは分かっている。

でも私がどんな思いをして

どういう風に生きていたかを

この人達は知らないんだよ・・・



世間が、世間の女が・・・・・

真帆がどんどん太って

TAKAが新しい女を作って

逃げ出す・・・・のを期待してるか・・・

真帆には良く分かった。




自分なりに一所懸命自分の作品を描いた。

ポン中でも締め切りは守った。



それなのに今では

有名美形プロデューサーのTAKAの

肥満の3文安妻扱いだった。











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