本当に苦痛だった。
繊細で内気な真帆には耐えられなかった。
それからTAKAが有名になってから気がついたのは
どうやら自分は同性に嫌われるタイプであるという事だった。
TAKAがB級ロッカーで少女漫画だけ描いていた頃は
こんな世間の主婦層を相手にする必要がなかった。
読者の小さい女の子には真帆は好かれていたし、とりあえず好きな男の事だけ考えて作品を書けば
それで人生が動いていた。
さらに真帆を怒らせたのは
さも、うっちゃりとTAKAの妻の座を手に入れたかのような世間からの言われようだった。
自分が太って醜いのは分かっている。
でも私がどんな思いをして
どういう風に生きていたかを
この人達は知らないんだよ・・・
世間が、世間の女が・・・・・
真帆がどんどん太って
TAKAが新しい女を作って
逃げ出す・・・・のを期待してるか・・・
真帆には良く分かった。
自分なりに一所懸命自分の作品を描いた。
ポン中でも締め切りは守った。
それなのに今では
有名美形プロデューサーのTAKAの
肥満の3文安妻扱いだった。
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