編集室からの帰り道、真帆は車の中で動揺していた。
「やっぱり無責任なのかな・・私。19歳の時から育ててもらった恩とかもあるんだよ。」
真帆がこわごわ言った。
「向こうはお前のために頼んでるんじゃないよ。自分達の利益の為に必死なだけ。」
TAKAが馬鹿にしたように言った。
「確かにヒット出せそうな後釜はいないよ。私が抜けたら発行部数がボロボロになるのは本当だよ。」
「そうやって皆を喜ばせようとすると、また苦しくなって誰も喜ばせる事が出来ない・・ってオチになるよ。お前は精神的に危ういから家でゆっくりしてろよ。」
真帆はうなだれたまま何も答えなかった。
「あと2年でTAKAちゃんキャラを殺すか結婚させるかで終結させろよ。」TAKAが言った。
「仕方がないから、できちゃった結婚でも強引にさせるよ。2年じゃ急展開にするしかないもん。」真帆が答えた。
「殺したほうが早いぞ。」
TAKAが笑いながら言った