碧いラフレシアの花 その725 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代




編集室からの帰り道、真帆は車の中で動揺していた。


「やっぱり無責任なのかな・・私。19歳の時から育ててもらった恩とかもあるんだよ。」

真帆がこわごわ言った。


「向こうはお前のために頼んでるんじゃないよ。自分達の利益の為に必死なだけ。」

TAKAが馬鹿にしたように言った。


「確かにヒット出せそうな後釜はいないよ。私が抜けたら発行部数がボロボロになるのは本当だよ。」

「そうやって皆を喜ばせようとすると、また苦しくなって誰も喜ばせる事が出来ない・・ってオチになるよ。お前は精神的に危ういから家でゆっくりしてろよ。」

真帆はうなだれたまま何も答えなかった。


「あと2年でTAKAちゃんキャラを殺すか結婚させるかで終結させろよ。」TAKAが言った。

「仕方がないから、できちゃった結婚でも強引にさせるよ。2年じゃ急展開にするしかないもん。」真帆が答えた。

「殺したほうが早いぞ。」

TAKAが笑いながら言った