碧いラフレシアの花 その720 真帆の決断 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


絵里奈が2歳になった。


不倫相手のKENちゃんに振られて


拒食症で入院して世間の注目を集めた後


真帆はある決断をした。



今連載してる少女漫画を2年以内に完結させることに決めた。



TAKAとお母さんと3人で話し合って


家庭生活と・・第2子の子作りの為に


真帆はキャリアを打ち切ることに決めた。



実際子作りといっても拒食症で排卵が止まったままなので

子供ができる保障はなかった。


それでも何一つ親らしいことも妻らしい事もしていなかったのは事実だし


ここで埋め合わせと


めくるましかった人生に


少しピリオドを打つことにした。




真帆の出版社の編集部は大騒ぎになった。

あと20年引っ張れる連載だと思っていたし

ドル箱だったので皆が焦った。





話し合いの為に真帆は編集長に呼び出された。


TAKAがその話し合いに強引について行くことになった。


「編集長との話し合いには俺も行くからね。どうせ真帆は気が弱いから、あと5年、10年・・って使われるように持って行かれちゃう。俺がガツンと言うから。病弱だから家庭に専念させるとガツンと言うから。」

TAKAがはっきりとした口調で真帆に言った。



10代のときから編集部に育てられた恩がある真帆は気が重かった。



真帆の成功は早く訪れて


かなり生き急いで


疲れていた。





もう休みたかった。




もう真帆も28歳になっていた。