「日本で離婚してもフィリピンのほうでは分からないかもよ。とりあえず結婚しようよ。このままナンシーと別れるのは嫌だ。お願い、結婚して。」
ナンシーは何も答えなかった。
そしてKENちゃんの目を見なかった。
「どうして、そんなにワタシとケコーンしたい?何故奥さんと別れた?」
それは重い質問だった。
KENちゃんの胸に辛い思い出が湧き起こった。
「仕方がなかったんだよ。」
KENちゃんが悲痛な声で答えた。
そう答えるしかなかった。
「前の結婚と違って、今はナンシーを大切にしたいよ。お願い、もう一回幸せになるチャンスを俺にくれ。」
KENちゃんがそう言いながら土下座した。
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