真帆がむっとした顔をした。
脳が萎縮しているという表現が自分の存在をバカにしているような気がした。
「脳が萎縮してるキチガイで悪かったね。」
「誰もキチガイなんて言ってないだろう?お前は性格に問題があるよ。」
「TAKAは問題がないの?」
「あるよ~。あるからお前と結婚したんだよ。」
「離婚してくれてもいいよ。」
「何ですぐそういう風に捨て鉢になるんだよ。」
TAKAがむっとして言った。
真帆が涙ぐんで布団をかぶった。
「拒食症くらいじゃ離婚しないなぁ。3回くらい浮気してみせてよ。」
TAKAが小馬鹿にしたように言ったので
「ちっとも愛されていない・・。」と布団の奥から涙声で真帆が言った。
TAKAが「ハイハイ。」とさらに馬鹿にしたように言った。
「誰も愛してくれない・・・。」
真帆がか細い声で言った。