碧いラフレシアの花 その672 真帆28歳のホワイトディ | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代




真帆28歳のホワイトディは病院で迎えた。




ヴァレンタイン以降、真帆の拒食症写真が女性誌に出回るようになった。


世の中はこの何不自由ない若奥様真帆の不幸を喜んだ。


真帆が出歩くところにはいつもパパラッチが潜んでいた。





TAKAはこんな事で自分の妻が注目を浴びている事実に驚愕して早々に手を打った。



噂になるのでTAKAが専門の私立の拒食症エキスパートの病院に真帆を半強制的に入院させた。


そして真帆に内緒でお母さんと一緒に編集部に出向いて、少女漫画の連載を休止させた。





真帆の仕事も頓挫して

この家族は変な注目を浴びる事になった。




変にハイプロフィールなので

真帆には個室があてがわれた。



真帆は孤独と敗北感に気が狂いそうになった。




TAKAはホワイトディの日にも面会には来なかった。