碧いラフレシアの花 その638 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



どうしてあんなに優しかったKENちゃんが急に冷たくなったのか

真帆には分からなかった。












「ごめんね・・また電話するから。」

真帆が涙ぐみながら謝った。



もう何と答えていいか分からなかった。


「KENちゃん、変な時間に電話してごめんね。」


何に対して謝っているのか

誰に対して謝っているのか良く分からなくなった。



自分の存在自体がもう真帆はいやになった。

生きている事自体が申し訳ない気分にまでなってきた。




KENちゃんは無言だった。



「じゃ、明日早いから。」

そう言って電話をガチャンと切った。






KENちゃんはクリスマスの今日、何かあったんだ・・・。



真帆の目から涙がこぼれた。