その数日後に相田美穂の自伝本のサイン会が書店で行われた。
奥さんが長蛇の列の中に混じって
辛抱強く自分の番を待っていた。
この若さで自伝を出してどうするのだ・・・と奥さんは苦笑した。
奥さんが自分の番を待ちながら相田美穂の自伝を読んだ。
自伝本にサインしてもらうまでに時間がありすぎた。
片親で田舎で貧乏したとか・・・・
中学の時いじめられたとか・・・・・
ハイハイ、と奥さんは読んだ。
KENちゃんって真帆みたいに幸薄いのが好きなんだろうね。
真帆も結婚式は片親だったしね。
そういえばTAKAの身内も結婚式にいなかったしね。
みんな汚い事して成り上がったもんだよね。
奥さんは一気に相田美穂に対して嫌悪感を持った。
その自伝の中に
「男の人と付き合った事はありません。歌手になるのに夢中でした。」という美穂の書いた箇所を発見し、さらに腹が立ってきた。