秋になった頃、またKENちゃんに彼女が出来た。
25歳の幼稚園の先生だった。
真帆は嫉妬を感じた。
その頃KENちゃんのマンションに別れた奥さんから
「あなたは私の人生を滅茶苦茶にした。」とか
「真帆を殺して自分も死ぬから。」とか
どうしようもない電話がかかってくるようになった。
別れた奥さんからの電話を辟易しながら対応するKENちゃんを見て
KENちゃんの彼女が呆れた顔をした。
「そこに誰かいるんでしょ?真帆でしょ??」
と奥さんがすごんだ。
「違うよ真帆じゃないよ。最近付き合いだした彼女だよ。」
「どうせ、グルーピーか真帆なんでしょ?」
「グルーピーでもないし真帆でもないよ。」
KENちゃんの彼女が引きつった。
「それより子供に会わせてよ。ちゃんと毎月金送るから。」
奥さんががちゃんと電話を速攻で切った。