碧いラフレシアの花 その490 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


奥さんの簿記専門学校通いが始まり出してから、KENちゃんと奥さんの結婚はますます駄目になった。


エアロビの時はまだ奥さんがエアロビから帰ってくればそれで終わりだったけれども、今度は奥さんが専門学校の宿題をしたり、試験勉強をしたりして、子育ての両立が難しくなった。


勉強すると子供が邪魔をするので奥さんがしばしば子供に怒鳴った。




なんでこの年からこんな事をし出すのかKENちゃんは理解できなかったし、何で小さな子供だけで満足できないのか・・と疑問にも思った。




その頃から子供につねった跡の様なアザがいっぱいできるようになった。


奥さんの心が荒れているのが分かった。


KENちゃんは子供がかわいそうだと思った。







奥さんは料理も上手いし、片付けも出来る人だったけれど、あんまり母性はないのだ・・・とKENちゃんは今更ながら気がついた。


気がついたらセックスレスが数ヶ月になっていた。








そのうちに春になった。




真帆はどうしてるんだろうか・・・・


・・・・とその頃からKENちゃんは真帆をちょっとだけ思い出すようになった。