碧いラフレシアの花 その486 真帆とTAKAのヴァレンタイン結婚式 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



結婚式の朝にKENちゃんの奥さんは不機嫌だった。


格好がつかないので後でKENちゃんが奥さんに結婚式に出るように頼んだ。



「私は事務所の社長に極秘入籍で隠されたのに、今更TAKAと真帆の商業婚に付き合えっていうの??」


奥さんは怒り出したが、結婚式に出ないと真帆が自分とKENちゃんの不仲を笑っているように思えて、やっぱりそこは出ることにした。


奥さんはいまだにKENちゃんの妊娠中の浮気相手は真帆だと思っていた。




頑固な奥さんは本当に14,980円で自分のスーツを購入したので、KENちゃんもそんなような値段のスーツを着た。



玄関で子供にエナメルのお出かけ用の黒い靴を履かせながら奥さんが


「あのジャンキーの成り上がり二人組みが結婚するんだね。なんか二人で凄く下品でお似合いだしね・・。」


と吐きすてるように言った。