碧いラフレシアの花 その424 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代







朝になるまで薬のせいかアレには熱が入った。




そのうちに朝になって、カーテンの隙間から朝日が差した。


「初日の出だね。」


真帆がかすれた変な声で言った。


「今年はいい年になるね。結婚するしね。」


TAKAがすっ飛びながら言った。





一晩中寝ていないのに思い出したように

元旦になってから大晦日にしなかった大掃除を真帆がした。


体が小さいせいか真帆のほうが薬物の回りが良かった。



「大掃除終了のご褒美。」と言いながらTAKAがダメ押しで真帆にもう一回挿入したら


真帆が気絶した。



TAKAが焦って頬を叩いたら


真帆が目を覚ました。



「気持ちよくて星が見えたよ・・。」といいながら真帆がかすかに笑った。


「ずーっと、一緒だからね。死ぬまで一緒だからね。」とTAKAが言った。










昼過ぎに真帆のお母さんが百貨店で注文したおせちのお重を持って真帆のマンションにやってきた。


真帆が自慢げに大きなダイヤの婚約指輪をお母さんに見せた。


「TAKAちゃん、婿養子になってくれるの?」

真帆のお母さんが嬉しそうに言った。


「TAKAちゃんのライブばかり高校の時観に行って、真帆は短大の推薦を全部落ちたけど・・・。」

お母さんがそう言いながらTAKAを見てにっこり笑って続けた。

「あんたを変な漫画にしたおかげでこんなに儲かっちゃったよ。これも縁だね。」


そう言って「家の娘を一生よろしくね。」と言って

お母さんが涙ぐんだ。