碧いラフレシアの花 その414 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


KENちゃんが浮気相手のマンションから深夜帰宅してきた。


奥さんがまだイライラしながら起きていた。



そう言えば・・・真帆・・・早坂まりあも出版社のパーティーで出かけていない・・ってTAKAが言ってたわ。



奥さんの猜疑心が爆発した。


「ちょっと話があるんだけど。」

奥さんが鋭く斬り込んだ。

「こんな遅くまで起きてたの?子供に良くないから先に寝てていいのに。」

「ストレスで眠れないよ。」

「それって実家に隠れている間に俺の家族と上手くいかないっていうあの話し?子供生まれてしばらく経ったら子供と一緒にここに越してきていいから。事務所に話すから。」

「こんな狭い所で3人なんかキツイよ。」

奥さんがため息混じりに言った。

「仕方がないだろう。」

「真帆はいいわね。指輪もあるし、家も大きいし、KENちゃんにも気に入られて・・。ヤク中なのにね。」

「何言ってるの?もう寝たら?」

「真帆、真帆って本名で気安いよね。ついでに泡吹いてあの子が死にそうになった時に、TAKAちゃんよりも熱心に介抱してたじゃないの?あんた真帆に気があるの?」

「こんな感じで正月に俺の家族とまた喧嘩するなよ。俺だってストレスなんだぞ。」

「浮気してるでしょ?あんた。」

「してないよ。」

「真帆と浮気してるでしょ?」