真帆がゆっくり目を開いた時・・・・・
TAKAが泣きそうな顔をして覗き込むようにして真帆を見ていた。
まだ脳内に何かが残っているのか・・・
まだダイヤのようなダストが空中にまたたいていた。
そのままブルーのきらきら光る水の流れがドアに向かって流れてそのまま消えた。
真帆が呆然とした顔で
ドアをじっと見てるので
TAKAが「真帆、大丈夫・・?」と不安げに聞いた。
「ここ病院なんだよ。あれから真帆の意識がなくなったから・・。」
真帆が引きつった。
「な・・。」
もう全部終わった・・・と思って真帆が泣き出した。
「何で病院になんか連れて来たの・・?あのままどうして殺してくれなかったの?」
真帆は一年前に自殺未遂しようと思った・・・
キラキラ光る碧い海を思い出した。
「一年前に失踪した時、海に身投げしようとして死のうと思ったんだよ。もうこれから大騒ぎになるよ。もうこうまでして生きていたくないよ・・・。」
「KENちゃんの奥さんの親戚のコネで来た病院だから。大丈夫、バレてないから・・。」
TAKAが泣き出した。
真帆がふと見ると・・・・
KENちゃんとKENちゃんの臨月の奥さんがこわばった表情で立っていた。