碧いラフレシアの花 その400 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代







真帆がゆっくり目を開いた時・・・・・


TAKAが泣きそうな顔をして覗き込むようにして真帆を見ていた。





まだ脳内に何かが残っているのか・・・


まだダイヤのようなダストが空中にまたたいていた。


そのままブルーのきらきら光る水の流れがドアに向かって流れてそのまま消えた。


真帆が呆然とした顔で

ドアをじっと見てるので

TAKAが「真帆、大丈夫・・?」と不安げに聞いた。


「ここ病院なんだよ。あれから真帆の意識がなくなったから・・。」


真帆が引きつった。


「な・・。」


もう全部終わった・・・と思って真帆が泣き出した。


「何で病院になんか連れて来たの・・?あのままどうして殺してくれなかったの?」



真帆は一年前に自殺未遂しようと思った・・・

キラキラ光る碧い海を思い出した。


「一年前に失踪した時、海に身投げしようとして死のうと思ったんだよ。もうこれから大騒ぎになるよ。もうこうまでして生きていたくないよ・・・。」


「KENちゃんの奥さんの親戚のコネで来た病院だから。大丈夫、バレてないから・・。」


TAKAが泣き出した。




真帆がふと見ると・・・・


KENちゃんとKENちゃんの臨月の奥さんがこわばった表情で立っていた。