碧いラフレシアの花 その395 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


TAKAが真帆の喉に指を突っ込んでも何も出てこなかった。


真帆は吐くこともなく、何も反応せずにただぐったりしていた。



ちゃんと息はしていた。


まぶたもかすかに動いていた。



焦ったTAKAが真帆の体を揺すった。


ちゃんと生きてはいるが反応はなかった。




どうしよう・・・。


今はいいけど・・・。


このまま容態が悪くなったら・・・。




TAKAは焦ってきた。


何となくゆるやかに真帆の心拍が弱くなっているような気がした。



そのまま眠るように死んだらどうしよう・・・。


心なしに体温が下がっている気がする・・。




救急車なんか呼んだら

真帆の少女漫画家のキャリアはパーだし・・・

自分のレコード契約も切れる・・。



誰にも相談できずにTAKAはパニックになった。



それからどうしようもなくなってKENちゃんのマンションに電話した。




4,5回の呼び鈴の後KENちゃんが電話に出た。