碧いラフレシアの花 その392 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「頑張ったんだぞー。かーなり高いぞ。」


「幾ら・・?って聞いていい・・。」


「100万。」



「あああ・・。石がでかいもんね・・。」

真帆が唸った。


真帆は嬉しくなった。


「体売らせて貢がせた・・とか怒られたし・・。頑張ってみた。」

「もう、いいよ。いいよ。」

真帆が泣き出した。


「だってTAKAがモデルじゃないとこんなに漫画売れなかったもん・・。プロの漫画家なんか無理だった・・。本当にありがとう・・。」

「KENちゃんは式も指輪もなかったよ。デキ婚じゃないから可愛いドレスも着れるよ。」

TAKAが自慢げに言った。

「真帆がポン中になってくれて良かった。それで結局KENちゃんから返還できた・・・。」

TAKAが嬉しそうに言った。

「がっちし共稼ぎ体制で子供も作ろうな。」

真帆がうれしくてさらに泣き出した。

「ビール瓶投げてごめんね。」

「もう・・いいよ・・。」

「今のバンドが駄目になったら、若い女をボーカルにして、俺がベースやって、違うバンドでまたしつこく儲けるからね・・。」

「うん、うん・・ありがとう・・。」

「まだメジャー契約切れてないから見捨てないでね・・。」

「一生見捨てないよ・・TAKA・・。どうなっても見捨てないよ・・。あたしの有限会社の代表取締役をお母さんの隠居後に継いでよ・・。私のキャラクター商品の管理やればいいんだよ・・。」

「ありがとう・・。いつ結婚するかは決めてないけど・・・もう・・婚約だからね・・。」

TAKAが嬉しそうに念を押した。