傑作 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

世界を恨んでいた

世界がイジメるからだ

世界に住む自分がどうやって世界から逃げるというのだ

最近パソコンをやりだした

ただ逃げる場所にうってつけと聞いたからだ

嫌われ者は二次元へ

身を寄せた

幸せだった

誰も自分を嫌わない

嫌われ者にとってそれが幸せだった

けれど嫌われ者はやっぱり不幸だった

嫌われるのだもの

現実は朝がくる必然と同じようにやってくる

いつしか嫌われ者は二次元こそが正しいと感じるようになった

そこに悪気などない

嫌われ者は幸せになりたかった

嫌われ者よ

世界中の嫌われ者よ

嫌われるのはおぬし自身の宿命なのじゃよ

幸せになりたくば宿命をかえよ

宿命か

自分は不幸になるために生まれたのかな

悲しかった

けれど言っていることは道理だ

自分だから嫌われるのだ

あの子が嫌われることはないだろう

あの子が自分だったら自分は嫌われないだろう

羨望と自己嫌悪の自分に彼は震えた

嫌われ者は嫌われ者が大嫌いだった

嫌われ者のくせして嫌った

嫌われ者は全部嫌った

自分を幸せにしてくれるもの以外

彼は嫌った

それだけ辛かった

でも彼は運よく変われた

宿命を変えた

彼が今思うことは他人を幸せにしたいだった

仏弟子のように






「感想」

私は詩は書きません・・・・。だから私を苛めるのは間違いだ。因果応報だ。仏典読めよ!