碧いラフレシアの花 その360 真帆の帰還 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



ついに2月になった。



2月になってすぐのある日




真帆はこっそり荷物をまとめて




東京に消えた。




「松島さんごめんなさい。どうしても仕事の責任があります。東京の彼よりもあなたが好きです。

絶対にまた連絡します。いままでありがとう。」





日中・・・・


少し暖かい日に


松島さんのスピッツが不安そうに見ている中


「ばいばい・・。」と真帆が犬に言いながら




出てきた時と同じように




また東京に戻って行った。






そしてまた同じ船に乗った。






中で死ぬはずだった・・・・


海の波が白く反射して


暖かい日に輝いていた。








夜になって


お土産のシュークリームを買って来た


松島さんが


真帆の置手紙を読んで


泣いた。