「え・・・。一生のお願いって・・・?」
TAKAがちょっと緊張しながら聞いた。
「KENちゃんに・・・私が体売ってTAKAに貢いだ事を言わないで・・。」
真帆が涙ぐんだ。
「もう戻って来ないのは分かってるから・・。でも・・・恥ずかしいから言わないで・・。これ以上KENちゃんに嫌われたくない・・。」
「そんな事言う訳ないだろう・・・。」
TAKAが嘘をついた。
遠い昔
4年も前に
真帆が
TAKAに一生のお願いをしたことを
TAKAが急に・・思い出した・・・。
「あのね、TAKAお願いがあるんだけど・・。一生のお願い。」
「え、何?一生のお願いって・・?」
「私をライブの後のバンドの打ち上げに連れて行って。」
「ええ・・、俺あんまり彼女をファンに見せるのって好きじゃないんだよね・・。」
と言った後TAKAの目が宙に行って、それからふざけたように続けた。
「ま・・、一生のお願い・・とか言われると・・。あー、今度連れてくよ。」
真帆が何となくほっとして涙ぐんだ。
「え、私って彼女だったの・・?」
「あー、ほかにめぼしい女はいないんだけど・・。ってことは彼女じゃないの?」
あれから4年経って
真帆の一生のお願いが
こんなに悲しく
せつなくなった・・・。