「ごめん・・・、この恩は一生かけても償うから・・。」
TAKAが小声で言った。
「いいよ・・。一生なんか・・・。そんなに長生きしないよ・・・私。」
「ちゃんと将来の事とか考えているから、使ってるわけじゃないから・・・。」
TAKAが言った。
「別に使ってもいいよ・・・。もう・・いろんな事が面倒くさくなった・・私。仕事も借金もお母さんも全部放り出してただ・・消えたいよ。」
「ごめんね。ごめんね。」
TAKAが謝りながら、真帆をぎゅっと抱きしめた。
「もう・・なんの為に頑張っているのか分からなくなった・・・。」
真帆が泣き出した。
「ごめん、ごめん。本当に俺が追い込んじゃった。絶対に大切にするから別れないで・・。」
「今日のお客さんが、借金全部返してくれてマンション買ってくれるって・・。化粧品会社の社長さんなの。」
「そういう事言わないでよ。本当に好きだから・・。」