碧いラフレシアの花 その303 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



「ごめん・・・、この恩は一生かけても償うから・・。」

TAKAが小声で言った。


「いいよ・・。一生なんか・・・。そんなに長生きしないよ・・・私。」


「ちゃんと将来の事とか考えているから、使ってるわけじゃないから・・・。」

TAKAが言った。


「別に使ってもいいよ・・・。もう・・いろんな事が面倒くさくなった・・私。仕事も借金もお母さんも全部放り出してただ・・消えたいよ。」


「ごめんね。ごめんね。」

TAKAが謝りながら、真帆をぎゅっと抱きしめた。



「もう・・なんの為に頑張っているのか分からなくなった・・・。」

真帆が泣き出した。

「ごめん、ごめん。本当に俺が追い込んじゃった。絶対に大切にするから別れないで・・。」

「今日のお客さんが、借金全部返してくれてマンション買ってくれるって・・。化粧品会社の社長さんなの。」

「そういう事言わないでよ。本当に好きだから・・。」