碧いラフレシアの花 その272 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代





数日後にあけぼのレディースローンの村田さんから電話があった。


母親に聞かれるとまずいので真帆が会社に出向いて村田さんと話す事にした。





真帆は新宿に向かう電車に乗りながらTAKAの事を考えていた。


TAKAは自分の父親が誰かを知らないのだそうだ。


戸籍にも「子」とだけ書かれているので私生児なのだと分かると言う。


母親が売春しながらTAKAを育てて、母親の男出入りは激しかった。


母親が何回も間男と同棲したので、間男に殴られながら育った・・と・・も言っていた。





昔から不安だし



今も不安だし



これから先も不安だし





だから時々




全部を止めたくなる・・・・。




TAKAはそう言っていた。