村田節子さんが猫撫で声で真帆の手をとった。
「別に凄いことをしなくても、あんたは美人だからホステスとか品がある高そうなところで働けるよ。」
「こ・・困ります・・。」真帆が嫌がった。
「分かるよぉ。不合理だよねぇ。でもこのおにーちゃんを助けてあげなぁ。長い人生でそういう経験も悪くはないよぉ。あんたの恋人、ちゃんとオンガク一本で食ってるじゃないか。真面目にやってるんだから助けてあげなぁ。」
「あ・・・、その水商売の話とかは別で・・・、その借金私が返してもいいです・・。」
「ほ・・・本当かいっ??」
村田節子さんが大喜びした。
「え・・・???真帆・・、いいの????それ、ちょっと悪いよぉ。」
TAKAが焦った。
「事情がよく分かったから・・・・。私が返してあげる。TAKAは被害者だよ。」