碧いラフレシアの花 その249 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「何なの、この男は?付き合ってるのかい?」

「付き合ってない。」真帆がはっきり答えた。


真帆のいさぎよい裏切りぶりに隣の部屋のしんちゃんが引きつった。

しんちゃんはちょっと前にTAKAが真帆と付き合っていると嬉しそうにしんちゃんに話したのを思い出した。


TAKAがひきつっていた。


「嫌われたね。」お母さんが馬鹿にしたように言った。


「これから少しずつお母さんに交際を認めてもらえるように頑張りまーす。」

TAKAが茶化すように言った。

頑張ります・・の

「ま」と「す」の間が空いて「まーす」だったのでお母さんがぶち切れた。


「あんたうちの子と寝たの??」お母さんが怒った口調で切りこんだ。


真帆が「寝てない。」と2人を遮るように即答した。