碧いラフレシアの花 その223 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

ドラックが抜けて肉体的苦痛は去っていったけれども・・・

違う意味で精神的に・・・

現実が見えるという意味で

キツかった。


原稿料が入っても外出する気はしなかった。

またクスリを買って振り出しに戻るのが嫌だった。


多分、印税から何から・・・お母さんに管理してもらったほうがいいのではないかと思った。

そうすればこういう金の使い方は出来ないだろう。

出版社に金を前借りしてマンションに引っ越して

お母さんを養って

お母さんにお財布を渡して

お母さんからお小遣いを貰おう。


もうアシスタントも雇えないほど堕ちまくった。収入があっても赤貧だ。


お母さんと同居して

女の幸せがあるとは思えなかった。


それでもジャンキーになって破産したり

バレてキャリアがパーになるよりは

マシだと思った。