しばらくしてからまた電話が鳴った。
KENちゃんかと思ったらTAKAだった。
TAKAが真帆の事を心配して、KENちゃんに内緒で外の電話ボックスからかけているのだと言う・・・。
ちゃんと真帆の誕生日を覚えていた。
そういえば去年KENちゃんに内緒でこっそりルビーのピアスを誕生日にくれた。
実際にTAKAと付き合っていたときの扱いは散々だったが・・・
TAKAなりに気をかけているようだった・・・。
「KENちゃんの話しによると・・・相当おかしくなっている・・という事なんだけど・・・。実際の所はどうなの・・・?」
TAKAが聞いてきた。
「KENちゃんに絶対言わないって約束してくれる・・?」真帆が頼んだ。
「する。」
「絶対、絶対言わないで。もう呆れられてKENちゃんに捨てられそうで・・・。」
真帆がしくしく泣き出した。
「クスリの宅配頼んだら・・・しつこくて・・。もういらないって言ってるのに・・来るんだよ。でも意志が弱くて・・
来ると買っちゃう・・。」
真帆が恥ずかしそうに言った。
「なんか訪問販売っていうか・・、白雪姫みたいだね・・。」
TAKAが苦笑した。
「本当に白雪姫みたいに間が悪いと死んじゃうよ・・・。もうやめたいよ・・。」
真帆がおんおん泣いた。