碧いラフレシアの花 その159 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

真帆の連載漫画の単行本第1巻が発売された。

都内の大きな書店でサイン会があった。

心配性の真帆は前日サインを練習した。

真帆はKENちゃんのサインを考えてあげたことがある。

最後に☆印が付くかなりキュートなサインだった。


真帆のTAKAちゃん漫画第一巻のサイン会には思ったよりも人が来た。

新人さんとしてかなり優秀だったので編集部にも大切にされた。


奇妙な事に漫画が好きな女の子以外に、コアなB・Bファンのロック少女達もサイン会に来ていた。

この子達は明らかに真帆とTAKAが肉体関係があったなんて知らなかった。

「先生は、B・BのTAKAさんのファンですよね?分かりますよ。ファンの子の間で先生の漫画は有名です。」

とか言われてしまった。

「あ・・分かりますか・・?」

真帆は業務的に答えた。


ああ、嫌だ・・と真帆は思った。


そのうち300円切手で貰える少女誌Rの全員プレゼント企画で、真帆がTAKAちゃん模倣キャラTAKUTO君の小銭入れをデザインした。

それはピンク色の小銭入れで・・・

TAKAちゃんがフリルのブラウスを着て

ウインクしていた・・。

With Love ・・・・

と書いてあり・・・

With Love・・・

の後にペパーミントグリーンのハートマークをつけた。


実はTAKAがぎらぎらの

セックス

ドラック

ロックンロール



ヤンキー上がり・・・


とは多くの少女は・・・

知らなかった。



全てがギャグ漫画の様に・・・思えた・・。