真帆の連載漫画の単行本第1巻が発売された。
都内の大きな書店でサイン会があった。
心配性の真帆は前日サインを練習した。
真帆はKENちゃんのサインを考えてあげたことがある。
最後に☆印が付くかなりキュートなサインだった。
真帆のTAKAちゃん漫画第一巻のサイン会には思ったよりも人が来た。
新人さんとしてかなり優秀だったので編集部にも大切にされた。
奇妙な事に漫画が好きな女の子以外に、コアなB・Bファンのロック少女達もサイン会に来ていた。
この子達は明らかに真帆とTAKAが肉体関係があったなんて知らなかった。
「先生は、B・BのTAKAさんのファンですよね?分かりますよ。ファンの子の間で先生の漫画は有名です。」
とか言われてしまった。
「あ・・分かりますか・・?」
真帆は業務的に答えた。
ああ、嫌だ・・と真帆は思った。
そのうち300円切手で貰える少女誌Rの全員プレゼント企画で、真帆がTAKAちゃん模倣キャラTAKUTO君の小銭入れをデザインした。
それはピンク色の小銭入れで・・・
TAKAちゃんがフリルのブラウスを着て
ウインクしていた・・。
With Love ・・・・
と書いてあり・・・
With Love・・・
の後にペパーミントグリーンのハートマークをつけた。
実はTAKAがぎらぎらの
セックス
ドラック
ロックンロール
の
ヤンキー上がり・・・
とは多くの少女は・・・
知らなかった。
全てがギャグ漫画の様に・・・思えた・・。