碧いラフレシアの花 その100 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


KENちゃんが電車に乗ってる時真帆に一緒に暮らそうと話しかけてきた。

真帆はKENちゃんは元々がかなりキツイ感じのヤンキーだから感覚が違うのかな・・?と思った。



「でもKENちゃん、今は実家暮らしでしょ?都内に引っ越してきてからそういう事は後で二人で考えようよ。」

いくら何でもKENちゃんと初めて話してから一週間くらいで同棲は行き過ぎだと思った。

「んじゃ、とりあえず俺の実家に来いよ。」

「あのねー。KENちゃんのご両親が怒るでしょ?結婚もしてないのに?」

「いや、前も俺の実家で女と同棲していたことがある・・。」

「・・・・・・。」

真帆にはもう信じられなかった。

これはめくるめくヤンキーの世界だと思った。

「KENちゃん、それはキツイよ。私そこまでやったら、私のお母さんに殺されちゃうよ。もぉ、KENちゃんが代わりに殺されてよー。」

真帆はちょっとKENちゃんに呆れた。

ついでにKENちゃんの家って変わってるんだなぁ・・と思った。


「ああ、何で一緒に暮らしたいのよ?」真帆が聞いた。

「俺、仕事が不規則だし真帆とはそんなに会えない。ツアーとかもあるし・・。一緒に暮らせばそういう問題がクリア出来る。」

「え・・、でもまだ付き合ったばかりだよ・・。」


「喧嘩にならないし・・、結構いい組み合わせだと思う・・。俺としては・・。」


はあ・・?と真帆は思った。


KENちゃんは真帆にハマっていた。

大体真帆は元々TAKAのグルーピーで全く接点がなかった。ついでにヤンキー時代の彼女らとは全然別物だった。

さらに真帆は全くKENちゃんファンじゃないのは明らかなので、逆に話していて普通で面白かった。

そういう理由で新鮮なので久々に楽しかった。


あとTAKAのグルーピーはやっぱ平均点が高いなぁ・・とちらっと真帆を見て思った。