また楽屋に戻ったら、TAKAがいた。
「これからヘア・メイクさんとか来て着替えるから出て行って。」と言った。
真帆が「分かった。」と言った。
「あと、そのままライブになっちゃうけど・・。ライブ終わったらまたこの楽屋に来て。」
TAKAがそう言った後、真帆の背中を撫でた。
それから真帆はTAKAのライブを見た。
カメラさんが二人来ていて撮影していた。
世界で一番愛してる人のライブだった。
ライブが終わって真帆はまた楽屋に入った。
KENちゃんがTAKAに怒っていた。
「TAKAちゃん5万円返してよ。俺実家から通ってるけど、やっぱりお金ないと困るんだけど・・。」
「ごめん・・。次の給料で返すから。」
「契約金はどうしたんだよ?」
「引越しで家具とか買って・・内金敷金とかで全部なくなった・・。」
「TAKAちゃんだらしないよ。」
「ごめん。」
TAKAがカバンの中からジャックダニエルの小瓶を出してKENちゃんに、はい、という感じで渡した。
KENちゃんがぐびぐび飲んで、次にTAKAも結構飲んだ。
ステージ用に二人とも濃い化粧をしていて、チークが不自然に濃かった。