田中さんが真帆を4つんばいにしてオモチャを真帆の中に入れた。
前の穴と後ろの穴に同時に入れられるオモチャだった。
振動が2箇所で響いて真帆がすぐに変な声を出してイッてしまった。
それから田中さんがゴムをつけて真帆の中に出した。
日没の頃に田中さんが真帆を駅まで送った。
ずっと二人で手をつないで歩いていた。
「真帆の好きな男の子は何をしている子なの?」と田中さんが聞いてきた。
「バンドでベース弾いてる。」
田中さんがふーんと冷たい顔をした。
「いくつ?」
「23。」
田中さんはそれ以上もう何も言わなかった。
田中さんがそれから立ち止まって真帆に激しくキスをしてきた。
「付き合おうよ。」
田中さんが言った。
「いや・・それは・・。」
「そいつはもうやめろ。先がないぞ。」
真帆は何も答えなかった。
「クリスマス一緒にディズニーランドの隣のホテルとか泊まらないか?」
「いや・・、それは・・。」
どこかでTAKAがクリスマスに誘ってくれるのではないかと期待していた。
でもそれはなさそうだった。
「ちょっとクリスマスの事考えておいてよ。予約しなきゃいけないから・・。」
真帆は何も答えなかった。
駅までそのまま二人で手をつないで歩いた。
11月が終わろうとしていた。
TAKAに初めて抱かれたのは春だった。
もうすぐ冬になろうとしていた。
赤い夕焼けの中に宵の明星が輝いていた。
冷たい澄んだ空気の中で光る綺麗な一番星だった。