碧いラフレシアの花 その44 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



「あのね、TAKAお願いがあるんだけど・・。一生のお願い。」

「え、何?一生のお願いって・・?」


「私をライブの後のバンドの打ち上げに連れて行って。」

「ええ・・、俺あんまり彼女をファンに見せるのって好きじゃないんだよね・・。」

と言った後TAKAの目が宙に行って、それからふざけたように続けた。

「ま・・、一生のお願い・・とか言われると・・。あー、今度連れてくよ。」


真帆が何となくほっとして涙ぐんだ。

「え、私って彼女だったの・・?」

「あー、ほかにめぼしい女はいないんだけど・・。ってことは彼女じゃないの?」

TAKAが可愛く笑って言った。


ずっと19年の人生で愛を求めていた。

やっと愛がやってきた。


その夜またTAKAに抱かれた。

「今日は中に出して・・。」と頼んだら、目を細めてTAKAが嬉しそうにしていた。


セックスが終わった後TAKAに安全ピンでピアスの穴を開けて貰った。

真帆はピアスの穴を開けたことがなかった。

氷を当ててTAKAがぶすりと真帆の耳たぶにピンを刺した。

その後化膿しないようにTAKAが昔最初に自分がつけた金のピアスをつけてくれた。

オキシドールでマメに消毒してね・・と言われた。


「これから一生ピアスするたびにTAKAの事を思い出すからね。」と真帆が言ったら、TAKAが苦笑していた。


「あー、そうだな。処女膜も貫通させたし・・最初のピアスもだな・・。」と変な事をTAKAが言い出した。