TAKAの子供なのか、田中さんの子供なのか真帆には分からなかった。
こんな事になるとは思わずに最近真帆は高い洋服を買ってしまった。
中絶費用があるかどうかは疑問だった。
次の給料日まで待ったら手遅れになりそうだった。
真帆にも金はなく、TAKAにもなさそうだった。
頼れるのは田中さんしかいなかった。
真帆は田中さんの家に電話した。
田中さんが電話に出た。
「あ・・もしもし、真帆ですけど・・。田中さんですか・・?」
「あ・・、うん。真帆ちゃん、久しぶり。元気?」
「ええ・・。あの、実はちょっと大事なお話があって。」
「え、何?」
「ちょっと直接会って相談したい事があって・・。」
「あ・・・、いいよ。俺で良かったらいつでも相談に乗るよ。」
真帆は電話では妊娠の話はできないと思った。
俺の子供じゃないだろう・・と電話を切られるのが怖かった。